2024年12月04日
豊橋市・・・大丈夫か?

不動産業界に入ってもう17年目になりました。
でも最近の業界の動きは異常です。
建売物件の売れ残り(築後一年経過)が市内で160棟以上あります。
こんな状況は異常としか言えません。
中国の不動産不況とは中身は違いますが、ありえない状況だと思っています。
あまり同業者との付き合いをしないスタンスで通してきましたので皆さんがどう思っているかは知らないですが、
少ないお付き合いのある信用できる方は、やはり高所得者でないと買えない物件が有り余っているという状況で市場とかけ離れているという事でした。
建売業者さんは用地を仕入れて建て続けないと成り立たないというのはわかるんですが、市場の分析が狂っているような気がします。
これだけ売れ残るというのは判断ミスです。
危惧するのは土地から買って、いろいろ考えて夢のマイホームを建てたい方たちが土地を買えないことです。
不動産業者も早く買ってくれれば楽なので建売業者に売ってしまいます。
でもこの状況でそれはないでしょうって思っちゃうんですよね。
空き家が問題になっている昨今に、新築の空き家が増えていっていることはどうなのって思ってしまいます。
注文住宅の建築会社さんも困っていることだと思います。
話は飛んでしまいますが、豊橋市の活力と建売業者の判断のギャップがこの事態を招いていると言えます。
市民にマイホーム(割高な)を買う力がなくなっていると私は思っています。
物価高、先行き不安など購買意欲が下がることはあっても上がる材料は皆無だと思います。
それに追い打ちをかけるのが新市長です。
アリーナ問題と推進派の票割れで今に至っていますが、アリーナ中止になれば市民の税金は無駄に使われますよね。
豊橋市、市ではあるけれど過疎地域になってしまいそうな勢いに拍車がかかることを小市民は心配しています。
Posted by ヒデ at 19:09│Comments(0)
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